大阪府職員生協について

生協のはじまり

生活協同組合の始まりは150年前のイギリス

18世紀後半、産業革命が進むイギリスで、労働者たちはとても貧しく低賃金と高い物価で苦しい生活をしていました。苦労して手に入れた食料品も量をふやすため混ぜ物をされるなど、分量も品質もごまかされていました。労働者たちはなんとかこの生活から逃れようと、マンチェスターのロッチデールという小さな町で28名の織物工たちが「自分たちの生活は自分たちで守ろう」と1人1ポンド(当時の1ヵ月分の収入に相当)づつ出しあってお店を開設し、純良な商品のみを正確な計量によって提供する「ロッチデール公正開拓者組合」を設立させました。これが生協のはじまりといわれています。「自ら出資し、利用し、運営する」という基本原則もこのときに生まれました。

そして大阪府職員生活協同組合誕生

1970年初頭のオイルショック、狂乱物価、物不足、食品公害はくらしに大きな影響を与えました。そんな中、同年10月、府職員を対象にして、お互い助け合う「共同互助の精神」に基づき、府関係職員の福利厚生の充実、暮らしを守り改善することを目指して生協が設立されました。府職員生協は、生協法に基づいて組織された、「職域生協」です。

府職員生協と職員互助会の違いは

府職員生協は、組合員が出資・利用・運営に参加し、組合員みんなが智恵と力を出し合い、共同して事業を進める「自主的な組織」です。職員互助会は、府職員の福利増進をはかるため、府職員の掛金で運営する条例で設置された組織です。

生協は組合員一人ひとりが「出資者」であり「利用者」であり「運用者」です。

みんなの参加が生協を育てます。

●参加

生協は組合員一人ひとりの出資金で運用されています。一口500円。

●利用

生協事業は組合員みんなが利用することによって支えられています。

●運営

生協は組合員が意見や要望を出し合い、みんなの知恵と力で運用されています。

生協組合員になるには

●府関係の職場に勤務されている方(大学・高校・中学・小学校の教員・警察職員を除く)、地方独立行政法人(病院等)、大阪労働局、大阪社会保険事務局の職員及び府外郭団体職員の皆さんが組合員として生協を利用できます。

●但し、平成13年度3月末在職者についてはすでに組合員ですので出資の必要はありません。

●平成13年度4月1日以降、新規採用職員で生協を利用される方については出資金(1口500円)が必要となります。

大阪府職員生活協同組合の概要

  • 名称 大阪府職員生活協同組合
  • 所在地 〒570-0008 大阪府大阪市中央区大手前3丁目1-43 大阪府新別館北館地下1階
  • 設立 1970年10月
  • 出資金 66,157,500円
  • 代表者 川津 匠
  • 職員数 職員6名 非常勤職員2名
  • 事業内容 食料品・日用品などの商品事業/保険・共済事業/住宅紹介/各種カード・チケットなどのサービス事業/リゾート施設の紹介など
  • 関連会社 大阪エイドセンター(子会社)
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